九州ぐるっと旅 見たことのない風景を見に 熊本・鹿児島

旅の空

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阿蘇山
活火山である阿蘇山はどの山を指して言うのだろうと思っていました。阿蘇五岳を中心にした中央部の山々を阿蘇山と呼ぶことが多いですが、広い意味では外輪山や火口原(カルデラ)をも含めた呼び名です。阿蘇五岳を取り囲む外輪山はほぼ900mの高さで、南北約25km、東西約18kmの阿蘇カルデラには、阿蘇市・高森町・南阿蘇村の3つの自治体があり約5万人が生活しています。カルデラ内で町が形成され鉄道まで走っているのは世界的にも珍しいそうです。

阿蘇五岳を望む大観峰。ここから見る阿蘇五岳は、仏様の寝姿にみえることから、「涅槃像」と呼ばれています。

左が頭ね、うん、確かに涅槃像に見える。

熊本のあか牛
大草原に放牧されて育つ、阿蘇名産の「あか牛」。赤身なのに固くなく、程よい柔らかさで食べ応えがあり、旨みが凝縮しています。風味は甘く、脂は少なくてあっさりもたれずヘルシー。美味しかった。

この日の宿泊は、ADDress多良木 2009年に廃止された寝台特急「はやぶさ」を、多良木市が購入して簡易宿泊施設としてオープンしたそうです。鉄道ファンには堪らないんだろうな~

実際の駅の横にあります。電車の通る音が聞こえて、ほんとに寝台列車に乗っているみたい。
小説や古畑任三郎のドラマなどに登場する寝台夜行列車、新幹線の普及などで廃止になったのですが、今でもサンライズ瀬戸・出雲は運行しているらしい。廃止される前に乗ってみたい。

客室はこんな感じ。可能な限り当時の設備がそのまま使用されています。古い感じが郷愁を誘います。

九州の焼酎
多良木では、薩摩の球磨焼酎を楽しみにしていました。九州はとにかく焼酎がメイン。日本酒よりも焼酎の蔵元が断然多い!地域によって収穫する農作物が違うため焼酎の種類も異なります。
鹿児島は芋、長崎は麦、佐賀は米と麦、宮崎は芋・麦・そば、大分は麦、そして熊本は米! 白岳(しろ)や鳥飼など、全国区でおなじみです。米どころである球磨川流域は球磨焼酎の産地です。球磨焼酎(米)は産地呼称が認められた4つの本格焼酎のひとつなのです。他には薩摩焼酎(芋)壱岐焼酎(麦)琉球泡盛(米)があります。
なんとか入店できた居酒屋さん、球磨焼酎と地どりが最高でした。口当たりがよくスッキリと飲みやすいので飲み過ぎに注意です。 多良木町の蔵元の球磨焼酎「蔵八」。

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熊本を後にして、さらに南下。鹿児島に向かいます。
知覧特攻平和会館
鹿児島まで来たら絶対に行きたかったのがここ。戦争末期の昭和20年、沖縄戦の特攻作戦で戦死された隊員1,036名のうち、半数近くが知覧から出撃していて、隊員の写真、遺書、遺品が展示されています。壁を埋め尽くす遺影、最年少は17歳、平均年齢21.6歳だったそうです。昭和20年3月26日から7月19日まで4か月ほどの間に439名が出撃、毎日、友が戦死し、自分の出撃を待つ若者の胸中は平和な時代には想像することもできませんでした。

鹿児島のしろくま
スイーツにはほとんど興味のない私も、このかき氷だけは好きなんですよね。コンビニのアイスで見かけるしろくま、本場で食べてきました。

桜島
鹿児島からフェリーで桜島に向かいます。
活火山から活火山への旅です。ちなみに活火山とは概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動がある火山のことで、日本には111あります。そのうち、火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山として指定されている活火山は50で、富士山・白山・御岳山・乗鞍岳も含まれているのです。日本は火山の国ですね。ちなみに近畿・中国・四国地方にはありません。ほとんどの活火山は活動していることを肌で感じることはないのですが、桜島はザ!活火山でした。

フェリーから噴煙がはっきり見えました。ド迫力ですね!
過去約60年間、桜島は1年も休むことなく爆発しているそうです。鹿児島の人々にとって噴火や降灰は雨のようなに当たり前の日常なんだそうです。危険な上に、大噴火のあとの溶岩でしばらく植物は育たず、決して豊かな土地というわけでないのに、縄文時代から人が住んでいるそうです。
荒ぶる自然と共に生きてきた人間の長い歴史を思いました。

7日の宿泊はADDress桜島の拠点。なんと一人でも一棟丸貸し。

玄関に置いてあった「避難完了」の札。噴火で避難したときに使うみたい。道路には至る所に待避所があり、火山と共に暮らす日常が見えました。雪国には雪国の、桜島には桜島の暮らし方があって、外から見たら辛そうだけど、住んでいる人には当たり前の日常なんですね。

桜島大根の葉っぱ。初めて見た―。上に伸びずに地を這うのには理由がありそう。

桜島マグマ温泉で疲れを取って、いよいよ神の国宮崎へ。

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