2023.3 山口の絶景が美しかった

旅の空

多拠点プラットホームADDressに、2021年11月から登録しています。
最初は月額44,000円の住み放題のサブスクだったので、一か所に1週間程度滞在して、月半分は暮らし旅をしていました。色々あって、今年の3月からは月5回のチケット制に変更しています。

次はどこへ行こうかなと、全国拠点MAPを見て思いを巡らすのも楽しみです。気になる拠点があると赤いハートの印をつけておきます。そのハートのひとつが津和野でした。
江戸末期に醬油の醸造所として建てられた石州瓦の古民家に滞在し、山陰の小京都、津和野でのんびり過ごしたいなと思っていましたが、結果的には山口の絶景を見て回る観光旅になりました。 

1日目は岩国。錦帯橋と岩国城を回りました。ひょっとして少しは桜が咲いているかなと思いましたが、さすがに1週間早すぎましたね。

1日目は錦帯橋近くの岩国の拠点に泊まります。
家守(管理人)さんは年配の男性なのですが、とても綺麗に管理してみえます。お酒が好きな楽しい家守さんです。近くの村重酒造が閉店していて試飲できなかったので、家守さんのお酒のお裾分けをいただきました。

2日目は、まず秋芳洞と秋吉台。懐かしいなぁ~、高校の修学旅行先でした。

昔は、超有名観光地だった秋芳洞も、今では山口観光ランキングの5位以内にも入らない。映え写真が撮れないからなのかしらん。苔むした石案内が時の流れを感じさせます。
入口も神秘的。洞内の川の水量が多く、滔々と流れています。

でも、さすがに日本一の規模を誇る鍾乳洞。とにかく広い!
天上が高く、広い洞内に川が流れ、水田が広がる様子は、農村風景そのもの。地底にもうひとつ国があるみたいで面白いですね。

気の遠くなるほどの時を経てできあがった鍾乳石は、異世界に入ったようで、何度見ても感慨深いよね。

錦帯橋でも秋芳洞でも見かけたソフトクリーム屋さん。観光地のソフトクリームって特色のあるご当地ソフトと数種類だと思うんだけど、とにかく種類の数が半端ない!!山口おもしろっ

次の目的地は萩市。萩・津和野ってセットになっているよね。
萩は、吉田松陰ゆかりの地と思っていたけれど、江戸時代の城跡や武家屋敷がそのまま残っているため、世界文化遺産に認定されたんですね。

2日目は、念願の津和野拠点に泊まります。
津和野はギリ島根県ですけど、山口くくりになることが多いですよね。

朱色の石州瓦が美しい。石州和紙店だった時の看板がそのまま残っています。二階に泊まったんだけど、天井が低く、階段が急で、古民家の趣です。

3日目は、山口のランキング1位、角島大橋へ!!かなり天気が良かったんだけど、私のスマホではこれくらい。角島は通行無料の橋では全国屈指の長さで、日本とは思えないコバルトブルーの海の中を駆け抜ける美しさと爽快さは、さすがの1位ですね。

角島から見た橋はこんな感じ。

そして、もうひとつのフォトジェニックスポット元乃隅神社。海に続く稲荷が美しい。

神社自体は昭和に建てられたものだそうで、厳かというよりは映えスポットですね。

3日目も津和野泊。偶然に山口線を走るSLの通過時間に重なりました。撮影ポイントを決めて、ワクワクしながら汽笛の音を待っていたら・・・

あれ?思っていたヤツと違ーーう!!
黒くて、煙突から煙が出ているのがSLって思っていたんだけど、赤い・・・
ニセモノ!? あとで酒蔵の方に聞いたら、黒いSLは整備中なんだって。残念過ぎる。

最終日、天気が崩れそうだったので、早起きして、太皷谷稲成神社にお参り。
昨日に続き、千本鳥居をくぐります。ちなみに、2月には伏見稲荷の千本鳥居もくぐったので、今年は千本鳥居づいています。
こちらは江戸時代が起源、津和野藩主が京都の伏見稲荷大社から勧請した神社だそうです。全国にある稲荷のうち「稲成」と書くのは、この神社だけだそうです。

ちなみに、前日行った、海の元乃隅神社も正式には「元乃隅稲成神社」で、太皷谷稲成神社から分霊した出張所のような神社だそうです。

山の上の神社から見た津和野の街並み。朱色の石州瓦が山並に映えて美しい。
津和野出身の画家・絵本作家の安野光雅美術館に寄りました。旅する画家、安野光雅がイタリア・スペインの町が津和野に似ていると言っていたのは、石州瓦の朱色と漆喰の白壁の色のコントラストが似ているからかなと、ふと思ったりしました。
また来ようっと、津和野。

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