ずっと平らな道を選んで走ってきたのに、
坂道や峠越えなんかしなくていいと思ってきたのに、
のんびりポタリングが幸せって思ってきたのに、
どうして、坂道を走るようになったのだろう
貧脚で本当に坂道嫌い! でも乗り越えたい
というわけで、
今秋の目標は、アワイチにしました。
一周150kmの淡路島のほぼ海岸沿いを走るルート、海岸沿いなら平坦かなと思いがちですが
南部には4つの急坂が続く山岳エリアがあり、ロングライドと峠越えで走りがいがあります。
獲得標高1,200m、峠越えの平均斜度8%、最大斜度15%、ひょえー
峠を2つ超えた、ちょうど半分の75km地点で宿泊し、無理しない一泊二日のロングライドです。
2023年10月21日早朝、新幹線で西明石まで輪行し、海を渡って淡路島に。
「道の駅あわじ」で自転車を組み立て、10時に出発。
暫く走ると、アワイチのモニュメントがあります。
ここが、スタート&ゴール地点、150km頑張るぞ
名所「絵島」をパチリ
雲が多めだけど海風が気持ちいい。しばらく平坦なので時速20kmくらいで距離を延ばします。
椰子の木が南国情緒
サイクリストのための表示がありがたい。
40kmほど走ると洲本港に到着です。
赤レンガの建物群が並ぶオシャレなエリアです。バスツアーの観光客がいっぱい。
ドラクエ記念碑がありました。
作者が洲本市出身なんだって!
こちらのカフェで軽くお昼を食べました。
さあ、いよいよ南部の山岳ルートに入ります。
この坂は緩やかな方、斜度10%を超えてくると全然進まない
覚悟していたけどキツーい。
足つきながら少しずつ登る、自転車を引いて歩かなかったのが、せめてもの抵抗でした。
なんだ坂♪こんな坂♪
一つ目の峠を越えて、海岸沿いの平坦な道「南淡路水仙ライン」を15kmほど走ると、
二つ目の峠です。
ヒイヒイ言いながら、今日の夕飯を楽しみに登ります。
途中、イチゴみたいな花が道路脇に咲いていました。なんていう名前だろう?
15時半、75km地点にある宿に到着。ヘロヘロだけど達成感いっぱい。
もう少し遅くなるかなと思ったけど、意外と早かった。
サイクリストにやさしい「ペンション アマテラス」
アワイチの途中でギブアップしたときには車で救出してくれるとのことでしたが、無事に到着できて良かった。
手作りの貸切露天風呂があります。写真の奥の方。
自転車で疲れた体を湯船に浮かべ、空と緑に囲まれて癒されます。
食事はオシャレな倉庫のなか、雨でもBBQができるらしい。
天上が高くて解放感いっぱいです。
愛車は入口からこの場所まで移動して駐輪。屋内なので安心。
料理は海鮮&淡路牛の豪華BBQ、すごく美味しかったのに写真撮り忘れた
ぐっすり眠って体力回復したところで、二日目スタート。
走り始めるとすぐに3つ目の峠越え。
いきなりの急坂がスタートで、めげるね。
相変わらず、足をつきながらヒイヒイ登ります。
坂道のご褒美は絶景です。苦労して登ったからこその目に染みる美しい瀬戸内海。
お天気に恵まれ、暑くなくもないこの季節。ほんとに気持ちいい。
坂道を降りて暫く走ると、最後の峠です。
アワイチでは、坂道を登り切って、もうおしまいって安心していると、また坂が現れる。
坂の連続が精神的にキツイです。
峠を越えたあたりに、鳴門海峡を見下ろせる道の駅「うずしお」があります。
4つの山岳コースを超えた達成感をじんわり感じるスポットです。
大鳴門橋が見渡せます。
きつかった山岳コースを思い起こしながら、ブルーベリーヨーグルトソフトを食べました。
後半は、淡路島東側をひたすら走ります。
海岸沿いをのんびり走るのかなと思っていたら、意外とアップダウンがあるのね~
疲れた足が悲鳴をあげます。
洲本市の漁師さん直営の海鮮食堂「ととやす」さんを見つけて寄りました。
たまたまだけど、人気みたいで1時間待ちでした。
オートバイのライダーさん達がいっぱい来ていました。
頼んだのはお刺身定食1,700円。期待通りの新鮮なお刺身に大満足でした。
これは写真撮った
淡路島北の東側エリアは、とにかくオシャレな建物がいっぱい。
行列のパンケーキ屋さんやカフェが並ぶ道を、爆走する自転車のガチ勢とバイクのライダー軍団。
楽しみはそれぞれですね。
明石海峡大橋が見えてきました。
スタート地点に15時到着、いいペースでした。
アワイチ走り切りました。
帰りも新幹線輪行で帰宅。楽しかった
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