瀬戸内サイクリング 海道を行く「しおまち海道」

サイクリング

福山市から鞆の浦を通る海岸線を走り、船で向島に渡り、尾道ゴールの40km。
古くから「潮待ちの港」として栄え、数々のロケ地になった鞆の浦が見どころかな。
しおまち海道の名前の由来も「潮待ち」からなのです。

久しぶりの輪行は、地下鉄と新幹線を乗り継ぎます。
旧自転車は街乗り用にカスタムしてしまって、当初よりかなり重い!!
果たして担げるのか?
新幹線の輪行は珍しくないけど、地下鉄ではレアケース。
無事に、迷惑をかけずに行けるのか?
あれこれ考えすぎて、前日眠れず、寝不足のまま5時起き。
通勤ラッシュを避けて6時過ぎには地下鉄に乗りたい!!
改札前で分解して輪行袋に四苦八苦しながら梱包していると、物珍しさにおじさんが話しかけてくれた。
予想通り、地下鉄内は肩身が狭い。
邪魔にならないスペースは塞がっていたので、座席横に立てかけたんだけど
座っていたお姉さんに当たったらしく睨まれました。すみません!!!
帰りは地下鉄やめて走ろうっと!!

しかし重い! 重すぎる!(長年愛用の可愛い我が自転車なんだけど)
あ~、早く軽くて速い自転車が届かないかな。
JR駅構内をへいこらへいこら担いで、何とか新幹線に乗れました。

新幹線では大型荷物は事前予約が必要になりました。
自転車は3列シートの後ろにしか置けないので、事前に予約できるのは安心。
意気揚々と予約スペースに置こうとしたら・・・
巨大スーツケースが置いてある!! なぜ???
3席では3人分の荷物予約ができるから、2人分の予約が入っていたみたい。
乗務員さんにお願いして、ひと揉めありました。
またまた肩身が狭~い(泣) 輪行は一般のお客様に迷惑かけないことが重要なのです。

なんとか福山駅9:30到着!!
後は走るだけ、ここまででドッと疲れたけど。

福山駅観光案内所でサイクリングマップを手に入れ、自転車を組み立てます。
案内板もウェルカムな感じで、やっと楽しくなってきた

鞆の浦を過ぎたあたりで上り坂があるくらいで、ほぼ平坦な道。

福山市はバラの町として有名らしく、満開のバラの香りに包まれながら10:20スタート(時間かかってるなぁ)

市内を抜けると、海までは芦田川添いのサイクリングロードを走ります。

ありました!サイクリングロードの道路標示。
これがあると安心なんだよね~
しかし!! 表示が少ない。
親切なしまなみ海道に慣れていたので、たま~に現れるだけの表示に戸惑う・・
市内は全くなかったし、迷いやすい曲がり角にもないし、
サイクリストも少ないから予算もないのかな。

googleマップも駆使して、出発から15km、12:00なんとか鞆の浦到着!!
体を慣らしながらのゆっくりペースです。

そうそう、これこれ! 有名な常夜灯。
港でよく見る常夜灯では、高さ10mで日本一の大きさらしい。
しかし!!(2度目w)なんか閑散としている。
有名な観光地じゃないの? 閉まっている建物多いし・・
コロナ感染対策のため、土日祝のみ公開しているらしい。
坂本龍馬のいろは丸展示館も太田家住宅もお休みでしたー
サイクリング目的だから、まっ、いいんだけど。

映画ロケに使われた江戸時代の古い街並みをぐるぐる回りました。

鞆の浦13:00スタート。
直後に坂があります。上りはダラダラですが、下りは8.9%の急な坂道。
ビビりなのでブレーキかけながら慎重に下ります。

下ってからは気持ちのいい海岸ルートをひたすら走ります。

田島に渡る内海大橋は、中央部で大きくカーブする美しいバスケットハンドル型ニールセンローゼ橋。
歩道もあるようなので、時間と体力に余裕があればその先の島も走りたかったな。

しおまち海道のもう一つの見どころが造船所。
内海大橋を過ぎた辺りから、造船所や関連する鉄工所が続きます。
サイクリングロードはベラビスタマリーナまで。
その先の戸崎港までは未整備のため、サイクリングロードの表示がないので
googleマップで確認しながら走ります。でも迷いようがない一本道の海岸線なので大丈夫。

小さな厳島神社、全国に500か所くらいあるらしい。
総本社はもちろん宮島。

15:30戸崎港到着!!
向島の歌港までの渡船はボタンを押すと回転灯が光って来てくれます。

渡船に自転車を乗せる時は、いつもウキウキする。

向島で5kmほど走ったら、またまた渡船で尾道に向かいます。
16:30尾道ゴール。体慣らしのノンビリサイクリングでした。

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